最近買った本
最近読んだ本です。
- 作者: ピーター・アンダーウッド,南條竹則
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/10/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者はピーター・アンダーウッド氏 (リンクは英語のWikipedia)
1923年5月16日生まれで9歳の時から心霊現象を体験しているそうです。
残念ながら日本語で読める書籍はこの一冊だけのようなのですが、
英国では多数の心霊関係の書籍を出版している心霊研究家であり
ブロードキャスターでもあります。公式サイト(英語)もお持ちです。
1851年創立の歴史ある「The Ghost Club Society」の終身会長で、
他にも多数オカルト関連組織の幹部や会長を務めているそうです。
ざっと経歴を読んだところ、1862年創立の「The Ghost Club」にも
関わっておられたようです。
こちらのメンバーには小説家のチャールズ・ディケンズ、
コナン・ドイル、化学・物理学者のウィリアム・クルックスの他
著名な方々のお名前が多数記録されています。
1800年代の英国の社交クラブのオカルト流行は知っていましたが、
今も幾つかの会が継続しているんですね^^
この本は、いわゆる心霊スポットやら目撃談などが英国内の地区別に
網羅されていますが、一つ一つの情報は少なめです。
これで調べた内容をインターネットなどで細かい情報を検索すると
更に色々見つかって面白いと思います。
例えばロンドンの劇場の幽霊に関しては一番有名なドルリー・レーンの
灰色の男くらいしか詳しい情報がないのですが、ネットで検索すれば
他の劇場での幽霊目撃談なども色々見つかるはず。
私は自作小説で「ゴーストハンターRPG」の世界を扱った物を
1920年代のロンドンという背景で書いている関係で多数の情報を
調べているのですが、その時見つけた幾つかのエピソードが
この書籍でも紹介されていて興味深かったですね。
(前述のドルリー・レーン劇場の話も第三話に出す予定の話に
少し関連させたために色々調べていました。)
なお「対応した地図があれば良いのに」と思ったら、カバー裏に
きっちり地図が印刷されていましたw